子連れワンオペ一時帰国 長距離路線で持っててよかったもの

旅行

フランス在住の私は、今までに子連れワンオペ帰国を3回しました。1回目は0歳児(生後10か月)を連れて、2回目は2歳児・5歳児と、3回目は7歳児・9歳児とです。旅行に必要な基本アイテム以外に、持っていて飛行機のなかや空港で助かったアイテムをご紹介するので、お子さんと一緒に長距離路線に乗る方は参考にしてください。

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10ヶ月の息子とタイマン帰国!自分の着替えも持っていてよかった

伝い歩きを始めたばかりの息子との帰国で持っていてよかったと思ったのは、

  • 大人用の着替え
  • 折りたたみできるベビーカー(Poussette canne)
  • 抱っこ紐(エルゴ)

息子と二人で帰国したのは2015年。ナント→パリ→羽田の便でした。ナントまでは夫に車で送ってもらい、搭乗手続き後は完全ワンオペ。飛行機の予約の時にベビー用のパシネットも予約しました。70センチを超えていた息子をパシネットに乗せることはありませんでしたが、物置きとしては重宝しました。

子供の着替え2セットとおむつも多めに準備しましたが、自分用の着替えも迷った末に機内持ち込み用の荷物に。着陸のときに息子が泣かないように授乳をしていたら、斜めの体勢でウンチをして私の服まで盛大に汚れました。飛行機を降りてから空港のトイレで着替えましたが、もし着替えを入れていなかったら…と思うと恐ろしいです。

折りたたみできるベビーカーはそれまで持っていなかったのですが、旅行のために購入しました。搭乗口まで持ち込めたので、空港内の移動がとても便利になりました取っ手のところにリュックやお土産を下げれたのもよかったです。

エルゴは、飛行機の中で息子を抱いて歩き回るのに便利でした。ちょうど伝い歩きを始めたところで、目を離すとすぐに周りの人の膝をつかみながら逃亡してしまいました。高いところから周囲を見せるとご機嫌になったので、フライト時間の1/4以上はエルゴで抱っこしていたと思います。

2歳児と5歳児連れで乗り継ぎ3回…心が無になった

おむつの取れていない2歳半の娘と5歳になったばかりの息子を連れてワンオペ一時帰国したときに、持っていてよかったと思ったアイテムは、

  • 上の子用のおむつ
  • サンドイッチ
  • 遊べる本
  • ストローマグ

2人を連れて帰国したのは、コロナ前の2019年。安さにつられて、ナント→アムステルダム→関空→羽田というフライトを選びました。関空での待ち時間も6時間あり、私も子供たちも抜け殻みたいになりました。

アムステルダム→関空の飛行機がすごく揺れて、1時間以上座席から動けませんでした。娘はおむつなので問題なかったのですが、息子がトイレに行きたいと言い出して困りました。結局娘のおむつを無理やり履かせてしのぎましたが、大きめのサイズのおむつを少し持っていたらよかったと後悔しました。

機内食は子供用のメニューをリクエストしていましたが、普段と味付けの違う食事で子供たちはフルーツしか食べられませんでした。子供が好きなハムのサンドイッチを持って行ったので、どうにか飛行機のなかで空腹をしのいでもらえました。

本は、画面に飽きたときに重宝しました。絵を書いたりアルファベットをなぞったり、少し勉強になるような内容で、子供たちには内緒で買ったものを渡したら1時間くらい夢中になって遊んでくれました。ゲームや動画でかなり長い時間をつぶせましたが、少しスクリーンから離れて欲しかったのと、スクリーンをたたいて前の席の方に迷惑をかけてしまうのが気になったので、買っておいてよかったと思いました。

子供用のドリンクも普通の紙コップで渡されるので、ストローマグに移し替えて飲ませました。揺れる機内で、コップになみなみと注がれたジュースを2歳児に飲ませるのは不可能に近いと思います。水がこぼれないストローマグを2つ持って行ったおかげで、フライト中ずっと飲み物を確保しておけました

7歳児と9歳児、やっと落ち着いて機内サービスを楽しめるように

7歳になったばかりの娘と9歳半の息子と帰国したときには、ワンオペでもかなり楽に過ごせました。持って行ってよかったと思ったのは、

  • トイカメラ
  • サンドイッチ
  • 空のペットボトル

パリ→台北→成田のフライトで帰国しました。我が家からパリまではTGVで2時間かかるのですが、TGVが20分遅れて搭乗がギリギリになってしまいました。

トイカメラは、子供に渡しておいて気になった風景などを自由に撮らせました。フランスで生まれ育った子供たちがどんなものに興味を持っているのか、どんなものを見て新鮮だと感じるのがわかるのがよかったです。フランスに帰ってから、旅行中に撮った写真を使ってスライドを作り学校で発表しました。先生にもクラスメイトにも興味を持ってもらえて息子も嬉しそうでした。

エバー航空の料理は、私には美味しかったのですが、子供たちはほぼ受け付けませんでした。スーパーで買ったサンドイッチを持たせていてよかったです。帰りはフルーツミールを選びましたが、果物も食べたことのないものが多く、機内で配られるクラッカーやせんべいを食べていました。

空のペットボトルは、つねに水を確保しておくために便利でした。水筒ほど重くないので子供でも無理なく持ち歩けました。とくに帰りは、飛行機のなかで水を入れておいたので、パリでTGVを待っているときに高い飲み物を買わなくてすみました。

できる限り乗り継ぎは少なく、子供が小さいうちは保険も必須

直行便は高いのでいつも経由便を利用しているのですが、お金が許すのであればできる限り乗り継ぎは少なくするのがおすすめです。3回乗り継ぎをしたときには、荷物を途中で一度受け取り、再度預けないといけないと言われて魂が抜けました。関空だったので空港の職員さんに手伝ってもらえたのですが、これが海外だったらと思うとぞっとします。

あと、3回の一時帰国のうち2回、フランスで入った海外旅行保険のお世話になりました。0歳の息子と帰国したときには風邪をこじらせて肺炎になり入院。2歳&5歳で帰国したときには、水疱瘡にかかり医者を受診、予定通り帰国できなくなりました。医療費も帰りの飛行機代もカバーしてもらえたので本当に助かりました。

一時帰国中は環境が変わるうえに時差もあり体に負担がかかるので、普段元気な子供も体調を崩しやすくなると思います。日本ですぐに保険証を作れるなら問題ないかもしれませんが、とくに子供が小さいうちは海外旅行保険に入ることをおすすめします。

夫の渡航同意書も忘れずに!

私はワンオペで子連れ帰国をするとき、必ず夫が書いた渡航同意書(旅行同意書)を携帯していました。実際に、3回のうち2回は使う機会があったので、18歳未満の子供を片親だけで海外に連れて行くときには準備しておくことを強くおすすめします。

念入りに準備して楽しい一時帰国を

一人で子供を連れて一時帰国するのは不安かもしれませんが、準備さえしっかりすれば大丈夫!!年齢やその子の性格によっても必要なものが変わってくるので、我が家の例を参考にしてもらえたら嬉しいです。久しぶりの日本、お子さんと一緒にぜひ楽しんでください!

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