フランスで卵巣出血 ヤっちまったと思ったら迷わず救急へ

病院系

フランスで人生2回目の卵巣出血。夜中に緊急にかかり、そのまま1日入院しました。卵巣出血を起こしたのは2回目だったので、すぐにやってしまったとわかりましたが、初めてだったら戸惑ったと思います。女性だったら誰でも起こりえるトラブルなので、予習(?)しておくことをおすすめします!

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卵巣出血とは

卵巣出血とは、黄体のう胞や卵胞が破れて出血する症状です。出血は、体内で起こる場合と体外に排出される場合があります。

原因は、外因性・内因性・突発性の3つに分けられます。まず、外因性は卵子の採取や卵巣の手術といった外的な刺激によるものです。内因性は、抗凝固剤をはじめ薬剤を使用したことによる体内からの反応によるもの。突発性は、月経周期の終わりできる出血性黄体のう胞が何らかの刺激によって破裂した場合です。

卵巣出血の症状

卵巣出血の症状は、下腹部痛や出血、吐き気、下痢などです。出血が多いと、貧血になることも。さらに重篤な場合には血圧が下がり、ショック症状を起こします。子宮外妊娠の症状と似ているとも言われます。

原因の多くは排卵期後の性行為

卵巣出血の原因の多くは、性行為による外的な刺激です。排卵後の黄体期に大きくなったのう胞が、性行為によって破裂し、体内や体外に出血します。

そのほかにも、不妊治療や薬剤などで卵巣出血するケースがありますが、産婦人科の先生に聞いたところほとんどのケースは性行為によるものだそうです。

国際結婚だと卵巣出血になりやすい?

ブログでどこまで、どうやって書いていいのかわからないのですが、パートナーのイチモツ(!)のサイズも関係していると思います。外国人(とくに欧米人)のムスコさん(!)、日本人男性のセガレ君(!)と比べて大きくないですか?外国人男性と関係を持ったことはそれほど多くないですが、日本人男性と比べてかなりビッグサイズで、最中に「痛い…」と感じることもしばしば。

男性器が大きければ、性交時ののう胞へのショックも大きくなりますよね。なので、私はパートナーが外国人(とくに欧米の方)だと卵巣出血になるリスクは高まるんじゃないかと思っています。国際結婚の方は毎回どうやって耐えているんだろう。私は2回も卵巣出血で入院しているので正直怖いなと思うことが多いです。

初めて卵巣出血になったときの話

初めて卵巣出血したのは、現在の夫と日本で同棲していたころ。夜ご飯のあとにいい雰囲気になって、そのまま一戦交えて、真っ最中に激しい痛みがありました。「なんだかわからないけど絶対にやばい」っていう自分でわかるくらいの今までにない腹痛で、しばらくその場で動けなくなっていました。

15分くらい経っても痛みは引かず、病院に行くべきか迷ったので、冷や汗をかきながら救急センターに電話。救急診療を受け付けている近くの病院を聞き、彼氏(現・夫)に抱えられながら終電1本前の電車に乗って病院に駆け込みました。

診察では恥ずかしくて「直前に行為をしていた」とは言えず、いろいろな検査が行われました。CTだったか超音波検査だったか忘れたのですが腹水が見つかり、そこでやっと行為の直後に痛みが現れたと白状しました。その後、婦人科に移り、卵巣からかなりの出血があることがわかったため、そのまま入院することに。

痛み止めを処方されてそのまま帰れると思っていたので、入院と言われて動揺。帰れると言い張ったのですが、お医者さんに「貧血で倒れます」「歩けません」と説得されました。確かに顔が土気色だったな。ちなみに彼は終電がなくなったあと、約5キロの道のりを歩いて帰ったそうです。

出血を止める薬を投与され、1週間入院しました。家を出るときに持っていたのはメガネと財布、携帯だけだったので、朝になってから母親に電話して、パジャマをはじめ入院グッズ一式を持ってきてもらいました。会社にも電話して、とりあえず1週間のお休みをもらいました。

痛みは3日程度で収まり、1週間後には無事退院。通常生活はできるレベルだけど、下腹部に違和感がある状態は1ヶ月くらい続きました。2ヶ月後くらいに経過観察を行い、完治という診断をもらいました。

フランスで卵巣出血→夜中にUrgencesのお世話に

2回目はフランスで。やっぱり夜、子供たちを寝かしつけてから一戦交え、腹部に大きな衝撃が。そのときは腹痛だけでなく下痢も続きました。洗面所で見た私の顔、血の気が引いて土偶みたいな色になっていてびっくり。トイレと洗面所、ベッドを匍匐前進で往復している間に、夫に救急に電話してもらいました。その後、ぐっすり寝ている子供たちに書置きを残して救急に。

私たちが向かったのは救急のなかでも「Pole Mere Enfant」。出産のときにも行く、産婦人科と小児科の窓口です。私も夫も最初から卵巣だとわかっていたのでスピーディーでした。エコーで卵巣を見て、日本であったトラブルと同じことが起きていると診断されました。途中で看護婦さんに「あなた普段そんな色じゃないでしょ」って言われたのがちょっと面白かった。確かにアジア人を超えた土気色だったな。

その後、念のため入院して様子を見ることに。朝4時ごろ病室に入り、夫は家に帰りました。少しウトウトして昼頃に産婦人科医の診察。痛み止めが効いて元気になった私は、ひたすら空腹に耐えていました。診察が終わったら食事ができるはずだったのに、昼食の時間が終わってしまいショック。朝ご飯用のパン1つといちごジャム、オレンジジュースを恵んでもらってしのぎました。

15時ごろにやっと退院の許可が下りて、痛み止めと鉄分の処方箋、1ヶ月後に受けるエコーの紹介状をもらって帰宅しました。日本では1週間入院させられたのに、フランスだと1泊だけ。(日本では7日間の入院で9万円くらい払ったけど、フランスでは社会保障で全額カバーされて無料でした)

退院前に、医師からはできるだけ安静にするように言われました。出血は止まったと言われましたが、痛み止めが切れると下腹部痛が。それでも学校の送り迎えがあるし、小さい子供がいると寝込んではいられません。近くに頼れる人がいたらなーと心から思いました。

真っ最中に激痛が走ったら迷わず救急へ!

卵巣出血でショックを起こした場合、診察が遅くなると命に関わることもあるそうです。行為のあとの激痛だったら産婦人科に駆け込みましょう。先生に聞いたところ、閉経するまでは誰でも起こる可能性があるそう。私も次はないと思いたいけれど、覚悟はしておきます笑

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