フランスで妊娠・出産 日本から送ってもらってよかったもの~HSコード付き

ライフ

フランスのモンドマルサンとアングレームで息子・娘を出産しました。とくに息子のときには初めての妊娠でわからないことだらけ、さらに周囲に頼れる人がいなくて戸惑うことばかりでした。そんななかで、日本の母親から送ってもらって助かったアイテムをご紹介します。

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妊娠中に送ってもらったもの

  • 骨盤ベルト
  • マタニティパンツ
  • 育児本
  • 新生児が使えるスリング

骨盤ベルト:産後下半身がめちゃくちゃ大きくなるフランスの女性を見て恐ろしくなり購入。日本ではほとんどの妊婦さんが使っているけれど、フランスでは売っているところを見たことがありません。ネットでレビューがよかった「トコちゃんベルト2」を買って、妊娠5ヶ月から産後4ヶ月くらいまで使いました。1人目出産直後は骨盤がグラグラしてしまってトコちゃんベルトなしでは歩けなかった…。2人目のときにも(時間がなくて大変だったけど)しっかりと使って、今でも出産前のジーンズが入ります!

マタニティパンツ:ジーンズタイプのものと黒いものを購入。普通のパンツがきつくなる5ヶ月頃から出産まで大活躍しました。使う期間が短いアイテムにはあまりお金を掛けたくなかったので2本を厳選。やっぱり日本のものは丈が合うし、安くてもクオリティが高い気がします。今ならフランスのユニクロで買ってもよいかも。(丈詰め必至ですが)

育児本:「シアーズ博士夫妻のベビーブック」という分厚い育児本を妊娠中にじっくりと読みました。この本は、赤ちゃんとの添い寝反対派の夫を説得するために一番役に立った!フランスの男って、「夫婦の寝室に赤ちゃんを一緒に寝かせるなんてありえない!」って考える人が多いですよね。夜中の授乳の大変さを想像できない男性には、専門家の意見を聞かせましょう。妊娠中に「赤ちゃんと一緒に寝る・寝ない」でさんざん揉めたけれど、「アメリカの医者も一緒に寝るべきだって言ってる!」と説得しました。

布製のスリング:産後5日くらいで両手首が腱鞘炎になりました。それでも抱っこしないわけにはいかないので、新生児に対応したスリングを準備しておいてよかったです。フランスではスリングの種類が少ないですよね。本当に必要だったのは産後すぐ~2ヶ月くらいの間でしたが、家でのちょい抱きには5ヶ月くらいまで使いました。好みに合ったデザインのものを日本からお取り寄せして、2人が使い終わってからはリメイク。

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産後に助かったもの

  • 授乳服
  • 授乳ケープ
  • ストローマグ
  • エルゴ

授乳服:完母だった私にはマストでした。フランスの女性は母乳で育てる方が少ないからか、気の利いた授乳服なんてあまり売っていないです。エンジェリーベスウィートマミーのかわいい授乳服で気分を上げていました。授乳用のブラはユニクロのブラタンクで代用。

授乳服とマタニティウェアの【スウィートマミー】

授乳ケープフランスでは公共の場所で堂々と授乳しても許される感じですが、私は隠さないと落ち着かなかったです。ワイヤー入りのケープが使いやすくてお気に入りでした。こういう気の利いた商品が見つかるのが日本のよさですよね。

ストローマグ:今ならphilips aventとかを買うかもしれないけれど、日本から送ってもらったマグマグのセットは本当に使いやすかったです。スパウト飲みにもストロー飲みにも対応していて、5ヶ月くらいから長く愛用しました。中身がこぼれにくいからお散歩にも大活躍。何回も落として傷だらけにはなったけれど、5歳くらいまで使えました。ストローが傷んだりカビたりするので、交換用のストローも送ってもらうと安心です!

エルゴ:子連れでお出かけするときの必需品。首が座る前はスリングを使ったので、新生児用のインサートは買いませんでした。フランスのアマゾンで買おうとすると120ユーロとかするけれど、楽天で探せば1万円以下で見つかります。円安だし、送料を考えても日本で買った方が得だと思います。肩も腰もラクで、5ヶ月くらいから2歳前くらいまでほぼ毎日使いました。旦那さんも使えるようにグレーを選んで正解。2人にしっかり使って、使わなくなってからはLeboncoin(ボンコワン)で売れました。

おまけ:つわり中には昆布だしをEMSで送ってもらった

私のつわりは軽い方だったと思うのですが、1人目のときはわかめご飯しか受け付けない時期がありました。当時住んでいたのは、モンドマルサンとオーシュのあいだにある、人間より鴨が多い田舎町。わかめは少し持っていたのですが昆布だしが手に入らず、日本のお母さんにEMSで送ってもらいました。今だったらAmazonとかで取り寄せられるけれど、その時は辛すぎて頭が回りませんでした。

EMSや船便に必要なHSコード

HSコードというのは、荷物を輸出するときに付ける世界共通のコードです。日本からフランスに荷物を送るときには、EMSでも船便でもこのHSコードを明記したインボイスを作成する必要があります。HSコードは郵便局のサイトで調べられますが、結構面倒で高齢のお母さんにお願いするのは気が引けます…。

このページで登場したアイテムだけですが、郵便局のサイトでそれらしいHSコードを調べたので、荷物を送ってもらうときに役立ててください。

骨盤ベルト革ベルトじゃないから帯でよさそう
Belt

6107910000
マタニティパンツ(コットン製)女性用ズボンPants (for women, cotton)6204623990
マタニティパンツ(合成繊維)女性用ズボンPants (for women, synthetic fibers)6204631890
育児本Book4901990000
布製スリング抱っこ紐Baby Carriers4202990090
授乳服(トップス)トレーナー コットンSweatshirt (for women, cotton)6110209900
授乳服(トップス)トレーナー 人造繊維Sweatshirt (for women, man-made fibers)6110309900
授乳服(ワンピース)ドレス(合成繊維)Dress (synthetic fibers)6104430000
授乳ケープスカーフ (綿)Scarf (cotton)6214900019
ストローマグ水筒Water Flask7323930090
エルゴ抱っこ紐Baby Carriers4202990090
昆布だしだしの素Instant Broths2104100089

郵便局のサイトはこちら:https://www.post.japanpost.jp/int/use/publication/contentslist/index.php?lang=_ja

送料や税金も考えて

マタニティグッズや育児グッズは、断然日本の方が品質の高いものを安く買えると思います。ただ、船便だと3ヶ月近く時間がかかるし、EMSだと送料が高いのがネックですよね。私も、できることならマタ服もべビー服もたくさん取り寄せたかった…。送料だけでなく関税も取られてしまうので、妥協できるものは妥協して、必要なものだけを送ってもらうことをおすすめします。

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